**ルーシ王 Romanos(1126〜1173)の治世〜ルーシ統一後
***1160年頃の情勢(再掲)
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(黄:ルーシ、青:トランスオクシアナ、水色:グルジア、茶:ガリーチ、黄緑:ペレヤスラブリ、橙:リャザン、灰色:パガン勢力)

***リトアニア戦争第一期

領土拡張に乗り出したRomanosの標的は豊かなリトアニアであった。
それまではルーシ王位獲得を急いでいたため完全に無視していたが、ここに至って
鋭い刃を向けたのであった。1161年12月、リトアニアに対し宣戦布告。

ルーシ軍の大攻勢の前にリトアニア勢はなすすべもなく、翌1162年5月リトアニア部族は滅亡した。
リトアニア王となるにはまだ領土が不足していたが、建設や反乱鎮圧などで資金難となっていたため
ここで制圧行はひとまず打ち切りとなった。

***独立諸侯の落日・リトアニア戦争第二期

ルーシと近隣地域においてルーシ王・トランスオクシアナ王などに従わない独立諸侯は
リャザン・ペレヤスラブリ・リャザンの三公国となっていた。
Romanosは圧倒的な戦力を生かしてこれら三カ国に忠誠を迫った。
最初こそ各国ともにべもなく拒絶していたが、脅迫に敗れたリャザン公が1164年軍門に下った。
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残る二カ国のうち、ペレヤスラブリ公はルーシ諸侯軍の前に1165年滅亡。
最初こそ各国ともにべもなく拒絶していたが、まず脅迫に敗れたリャザン公が1164年軍門に下った。
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残る二カ国のうち、ペレヤスラブリ公はルーシ諸侯軍の前に1165年滅ぼされた。
その最期の戦いはかつてトヴェル伯時代のAlexsandriiが仕えていた栄光ある公国にはあまりに寂しい、
わずか100名足らずでの抵抗であった。
しかし、独立諸侯の最後ガリーチ公はそれでもなお抵抗しており、一方でRomanosはそれまでの戦いで
無理な称号請求を繰り返していたため、これ以上の請求はできず膠着状態となった。
が、それを突破するきっかけはガリーチ公から提供された。

ガリーチ公は領土拡大を企みリトアニア南部のクールラント族に宣戦布告した。
相手は小部族であり、戦いはすぐに決着がついたがここでリトアニア南部のヤドヴィガ族と
サモギディア族が次々にガリーチ公へ宣戦し、その領土になだれ込んできた。
両部族とも1万近くの兵を擁しており、数千のガリーチ公の軍は忽ちに敗走、最後の領地も包囲された。
Romanosはラストチャンスとして再度の忠誠提案をしたところ、ついにガリーチ公が臣下となることを了承した。
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すぐさま用意していた軍勢をもって両部族軍を蹴散らし、彼らの領土をすべて奪い取ったのであった。
これによってリトアニア王位創設の条件は整った。
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1169年、Romanosはルーシ・リトアニア王となった。
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1169年、Romanosはルーシ・リトアニア王となることを宣言した。

***王位継承問題・建国王の死
こうして次々に大帝国としての地歩を築き上げてきたRomanosであったが、彼の悩みは後継者問題であった。
王子は5人いたが、うち3人は早世し10代まで育ったのは長男と三男であった。
長男のYevstafiiは軍事と外交がからきしでストレス症持ちであったのに対し、
三男Konstantinosは全てにおいて優秀であったため、Yevstafiiは領地の分配を許さずにいた。
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だが、Konstantinosがあと1年ほどで成人となる1173年にRomanosはさすがに不憫と思ったのか、
Yevstafiiにリトアニアの一領地を与えた。
Romanosはまだ40代後半、軍隊で鍛えた体に自信がありまだ数年は一線で指揮を取る予定であり、
じきにKonstantinosが成人すれば彼に公爵位を与えて継承順トップに押し上げればいい、
そのように考えていた。

しかし、1173年9月、Romanosは突如倒れそのまま息を引き取った。享年47。
偉大なる建国王の突然の死に国中が大騒ぎとなったが、貴族たちは大いに不安であった。
新王がYevstafiiとなったからである…。
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1173年の情勢
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ずいぶん色がシンプルに。



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